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水彩画作品集
 平滑な金属やガラス板に絵具をたらし、用紙をおいて上からこする。あるいは紙の間に絵具をおき二つに折り畳んで、上から押さえたのち開いてみる。すると、そこには意外な形象・模様が転写されています。こうした技法を総称してデカルコマニー(decalcomanie<仏>転写術の意)といいます。墨流し(マーブリング)も、ロールシャッハ・テストで用いられるインクのしみもその一種です。1936年、オスカー・ドミンゲスがこれをシュールレアリズム描画の新技法として始め、マックス・エルンストらは大いにこの手法を用いて作品を作ったそうです。

 このページでご紹介するのは、私が折り畳み方式のデカルコマニーによって製作した数点の水彩画です。
 毎月第1木曜日午後の神楽坂クラスは藤村加代子先生の水彩画クラスと連携しています。藤村先生は、「気の流れにそって風を感じるように絵の具をおいていきなさい」と、それぞれが自由に自分の作風を見出していくよう指導されます。そこで私が辿り着いたのがこの方法。畳んだ紙を開いてみると中心線の通る幻想的なな模様が現れます。そこにはヨーガと共通した世界があるように思えます。

 すべて15.8×22.7cmほどの小さい絵です。画像をクリックすると拡大画面が開き、その右下のマークをクリックすると画像が更に拡大し、実物とほぼ同じ大きさでご覧いただけます。作品名のついていないものはもちろん、ついているものも、どんな題名がふさわしいか、ロールシャッハ・テスト気分でご自由に考えてみてくださいね。